みんなのコメント[2014年4月]

相馬のサクラ、浅野 祥孝(所属:埼玉医科大学総合医療センター)

2014/04/18 [公立相馬総合病院]
4月13日に公立相馬総合病院に行ってまいりましたので、
ご報告いたします。
1歳の急性胃腸炎による脱水症の児がいました。
外来にて輸液で対応できればと思いましたが
20ml/kg入れた時点でも活気不良あり、自尿なく、入院となりました。
できれば入院に対する対応も自分でと思いましたが、
書類等対処できず、常勤の先生にご迷惑をかけるかたちと
なってしまいました。

相馬は桜が満開でした。
埼玉で桜をじっくり見る機会がなかったので、
行き帰りの車中で今シーズンの桜を堪能させていただきました。
富岡町近くまでお邪魔したのですが、
原発にともなう道路封鎖があり、
震災、原発の二重苦の福島のいったんを垣間見た感じです。
今後ともよろしくお願いいたします。

5回目の訪問(4月6日)を終えて白神 一博(所属:千葉県こども病院 循環器科)

2014/04/14 [公立相馬総合病院]
今回、5回目の訪問をさせていただきました。
外来診療は概ねいつも通りの様子でした。まだインフルエンザの方が多くいらっしゃるようでした。早く回復されることを祈っています。
前回伺った2月23日は前日に常磐道の広野-富岡間が再開通し、今回は前日に三陸鉄道の南リアス線が全線再開通、当日に北リアス線が全線再開通しました。
「震災から3年の区切り」が過ぎ、やっと大規模施設などの再建が果たされてきたように感じます。
新聞報道などを見ると、まだまだなすべきことは多く残っているようですが、
「3年の区切り」を経ることで、人々の記憶から震災・被災が薄れていくことも懸念されます。
しかし、この4月は相馬総合病院の診療支援に、毎週末どなたかがいらっしゃる予定のようです。
この地域の未来を担う子どもたちのために、これからも多くの先生方と参加できればと思っています。

次回は6月になりますが、今後ともよろしくお願いします。

相馬のサクラは来週あたり伊藤 正樹(所属:公立相馬総合病院 小児科)

2014/04/03 [公立相馬総合病院]
浅野先生
ありがとうございます。
無事戻られて良かったです。

本当にインフルエンザの流行が
続いていて、今日もBの入院がありました。

相馬は来週以降になりそうですが、関東は桜が満開
ですね。お花見できるお時間があることをお祈りしています。

峠の雪もなくなりました浅野 祥孝(所属:埼玉医科大学総合医療センター)

2014/04/03 [公立相馬総合病院]
3月30日に公立相馬総合病院に伺ってまいりましたのでご報告いたします。

先月は、雪に阻まれ福島相馬間の峠を越えられませんでした。
関東を超えれば大雪でも問題ないという自分の甘さを反省しております。

3月も末でしたが、インフルエンザBが多くみられました。
埼玉でも実感することですが、ウィルス感染症の
季節性の崩れを改めて実感した次第です。
生後1か月の哺乳不良は、髄膜炎を含めた重症感染症も想起され
身構えましたが、腹部ガスが多く、呑気にともなう腹満が原因のようでした。
浣腸、ガス抜きにて腹満改善し、哺乳も改善いたしました。

峠の雪もなくなりましたので、
これからは、制吐のため、レンタカーでうかがいたいと思います。
今年度も宜しくお願いいたします。

チームに入れて頂いた喜び小口 弘子(所属:松本市立病院小児科)

2014/04/01 [公立相馬総合病院]
自身の異動が決まり、東北の復興支援に行こうと思い立ちました。初めての病院での
診療に不安もありましたが、事前に事務局様、病院事務様、伊藤先生からご丁寧な
メール連絡をいただき心強く思いました。また当日も武山先生、小林先生に温かく迎
えていただき、すぐに不安がなくなりました。小児科の先生方はもちろんのこと、院
長先生はじめ、医局の他科の先生方、看護師さんや事務のスタッフのみなさんにお声
掛けいただき、わずか1週間ですが病院のチームに入れていただいた喜びがありまし
た。遠い地でありますが同じ小児医療に携わる苦労と喜びを共有できた貴重な経験で
した。実際にできた支援は本当にわずかで心苦しいですが、様々な場面でこのことを
周りに伝えていけたらと思っております。本当にお世話になりました。
また、同時に私の意思を尊重し、送りだして下さった松本市立病院のスタッフに感謝
いたします。