岩手県立高田病院

高田病院 外観 
大木医師(真ん中) 高田病院正面玄関前 にて
東日本大震災後は仮設病院で診療してきましたが、平成30年3月新築移転が完了しました。しかし、地域の再生はまだまだ時間がかかりそうです。“高田っ子”のためこれからもがんばります。皆様のお力をお借し願います。小児科長:大木 智春

募集要項

勤務期間
短期(数日から1週間)
勤務内容
小児診療業務(乳児健診、予防接種等含む。)等
報酬等
岩手県医療局が定める規程等により支給。宿舎等については、病院において手配。

基本データ

病院長
田畑 潔
小児科長
大木 智春
総病床数
60
総常勤医数
6

小児科基本データ

小児科医数
1
病床数
固定せず
年間患者数
入院
0
外来
3,667
救急外来
83
救急車受諾
0
その他備考
土日祝日は休診

  • 2014/05/09 「二次被害の被害者」 森山 秀徳 (所属:岩手県立高田病院/大船渡病院 小児科)
    前回から間が空いてしまい申し訳ありません。
    この間に4月の日本小児科学会学術集会、5月のバンクーバーでのPAS Annual Meetingで被災地の子どもの肥満の問題について発表をしてきました。
    いろいろな先生とこの問題を共有でき、とても前向きに進むことができました。
    肥満という健康上の問題が出てきているここの子どもたちは震災による二次被害の被害者であり、さらなる支援が必要と考えています。
    まずは問題を共有するということが大事と思っています。そこから子どもたちの明るい未来に繋がることを願ってやみません。
    不足している遊び場を作ることを含めこれからも頑張っていきたいと思います。どうぞ今後も陸前高田をよろしくお願いいたします。
  • 2014/04/24 ボールを追う少年 ーこいのぼりー 若木 均 (所属:)
    このたび高田病院に診療応援に行かせていただきました。実際には、私の方がたくさんの貴重な経験をさせていただきました。ドクターや職員のみなさん、仮設住宅に住んでいらっしゃる方々との会もあり、みなさまからいろいろなお話しを聴かせていただきました。また、市街地を整備するためのトラックがたくさん行きかう中、グランドで一所懸命にボールを追う少年たちや、移転先の高田高校で元気よく挨拶してくれる高校生たちをみて、なんとも言えないあたたかい気持ちになりました。私の方がありがとうございました、という1週間になりました。(写真は気仙川にかかるこいのぼりです)
  • 2014/03/10 身をもって 片山 威 (所属:津山中央病院 小児科)
    3月3日から7日まで岩手県立高田病院小児科でお世話になりました。
    昨年3月にも1週間お世話になりました。1年経って市街地痕の建物の撤去が進み、お話を伺うと町の青写真が出来つつある状態まで進んできているようです。ただ、沿岸部の再興が目で見えるまではまだまだ時間が必要な印象です。
    1年に1回の訪問でも街の変化はごくわずか。改めて息の長い支援が必要だと感じました。
    また、来年も陸前高田の変化を身をもって感じてみたいと思っています。
  • 2014/01/27 ラジオ番組始めました!(高田便り1月号) 森山 秀徳 (所属:岩手県立高田病院 小児科)
    皆様2014年が始まりましたがいかがお過ごしでしょうか。
    冬本番になってきていますが、ここ被災地の沿岸部は岩手県の内陸よりも少し暖かいため雪が大きく積もることは少ないです。それでも寒さに慣れてない自分はこの冬の寒さと日々格闘しています!

    タイトルの通り、この1月から陸前高田災害FMで「Dr.森山の子どもすくすくランド」というラジオ番組を始めました。この被災地で子育てしている保護者のために子どもの健康に関する情報提供ができる番組になればと思っています。可能であれば、支援に来ていただいた先生には都合を合わせて番組出演も検討していただければと思います。是非是非お待ちしています。

    今年も岩手県立高田病院そして岩手県立大船渡病院をどうぞよろしくお願いいたします。
  • 2013/12/26 クリスマス会と1年の終わり(高田だより 12月号) 森山 秀徳 (所属:岩手県立高田病院 小児科)
    今年も1年が終わろうとしています。震災から2年半以上が経過し、急性期は過ぎたものの中長期的な問題に立ち向かっていかなければなりません。
    そんな中で今年もこの地域を支援していただいた皆様には本当に感謝申し上げます。

    12月25日に高田病院でささやかなクリスマス会を行いました。
    全国から支援していただいたクリスマスプレゼントを子どもたちを含め患者様方に渡すことができました。本当にありがとうございます。

    今年もいろいろと皆様にお世話になりました。来年も岩手県立高田病院そして岩手県立大船渡病院をどうぞよろしくお願いいたします。
  • 2013/11/26 真っ暗な高田病院 森山秀徳 (所属:岩手県立高田病院 小児科)
    11月に入り一段と寒くなり、雪も降り始めました。紅葉もおしまいですね。日が暮れるのも早くなりました。
    そこで、まずしなければいけないことがタイヤ交換!!東京では車がなくても生活できますが、ここでは車がないとコンビニにも行けません。車は必須であり、道路が凍る前にタイヤを冬用タイヤに変えないと大変なことになってしまいます。昨年、自分が運転する車がスピンしてしまったイヤな記憶がよみがえります・・・(なんとか車と共に無事でした。)

    これからまたちょっと憂鬱な季節が始まろうとしていますが、なんとか乗り越えてがんばっていきたいと思います!(写真 16時30分頃の真っ暗な高田病院)
  • 2013/10/26 健診と2つのASD (高田便り 10月号) 森山 秀徳 (所属:岩手県立高田病院 小児科)
    ここ陸前高田は医師の数も限られているため、自分は病院勤務に限らず学校医や保育所の嘱託医もしています。
    そして10月からは毎年就学時健診が始まります。集団での就学時健診のため、今月と来月でいくつかの保育所を回ることになります。せっかくの機会なので当院に地域医療で来ている研修医を連れていくと、元気な子どもたちに接することもでき皆喜んでくれます。自分が研修していた時にこういった機会があったらすごく良かっただろうな、と連れて行く研修医がうらやましくなったりもします。
    保育所では年に2回の健診があります。時代の流れに合わなくなっているところもありますが、そこでのポイントの一つが2つのASDかなと感じています。心房中隔欠損症と自閉症スペクトラム障害。この2つのASDのポイントを研修医に教えつつ今年も健診をがんばっていきたいと思います!
  • 2013/10/01 高田便り 9月号 森山 秀徳 (所属:岩手県立高田病院 小児科)
    ここでは子どもの肥満が問題となっています。学校への通学が徒歩ではなくバスや車での通学になり、子どものための遊び場も十分ではなく運動量が減少しています。そのため先日「子どもの遊び場と健康作りプロジェクト」というのを立ち上げました。このプロジェクトを通じて子どもたちのためになることをしていきたいと考えています。もし力を貸していただける方がいらっしゃるのであればお願いしたく思います。どうぞよろしくお願いいたします。

    そして、9月13日~15日まで鳥取県米子市で第31回日本小児心身医学会学術集会がありました。その中のシンポジウム「災害時の子どものこころの支援」でここ陸前高田の現状を話してきました。同じ日本で起こっていることを共有し、是非この陸前高田を感じてほしいとの思いを伝えられたかと思います。このシンポジウムを開いてくださった先生方本当にありがとうございました。
  • 2013/09/02 高田便り 8月号 森山 秀徳 (所属:岩手県立高田病院 小児科)
    8月後半から朝と夜を中心により涼しくなってきた陸前高田です。8月は七夕祭りがありたくさんの子どもたちが祭りを楽しんでいました。祭りに集まって楽しんでいる子どもたちを見て、この明るい未来にちょっとした興奮を覚えました。ちなみにここの七夕は「けんか七夕」で、山車と山車がぶつかるため迫力ありとても楽しみました。ただ来年は浸水区域のかさ上げ工事があるかもしれないため、開催されるかは残念ながら決まってないそうです。

    高田病院には初期臨床研修医が入れ替わりで地域医療として研修しています。8月までの2か月は岩手県立中央病院から池田秀之先生が来られていました。小児科志望でもある彼に、これからも被災地の記憶を持っていてもらえればと思います。彼の今後の活躍を祈っています。研修修了証とともに一枚。
  • 2013/09/01 それぞれの地での言葉を胸に 山口 佳世 (所属:東邦大学医療センター大橋病院小児科)
    私は2011年3月・7月に福島、2011年10月・2013年2月に岩手を訪れ、微力ながら支援させて頂きました。
    岩手県立大船渡病院では 震災後周辺の過疎化が進んだという中、「子どものいない街には未来はない」と、子どもや親御さん方を小児科医の立場から支えていく使命感をお持ちの渕向先生のお言葉が印象的でした。また、高田病院の石木先生も、「医療が根付けば、人も根付く」という信念を持って ほぼ全てが波にのまれた中からの医療再建のリーダーシップをとっておられました。普段は意識しませんが、当たり前に毎日外来診療があるということも、住民の安心に一役買うのだと改めて感じました。
    被災地支援は決して他人事ではなく、災害は自分の住む地域でも起こりうることです。医療資源やマンパワーが限られた状況でどう建て直していくかなど、勉強させて頂いております。

    桜ラインの桜が満開になること、東北レインボーハウスの建設なども、心待ちにしております。
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