みんなのコメント[2013年10月]

健診と2つのASD (高田便り 10月号)森山 秀徳(所属:岩手県立高田病院 小児科)

2013/10/26 [岩手県立高田病院]
ここ陸前高田は医師の数も限られているため、自分は病院勤務に限らず学校医や保育所の嘱託医もしています。
そして10月からは毎年就学時健診が始まります。集団での就学時健診のため、今月と来月でいくつかの保育所を回ることになります。せっかくの機会なので当院に地域医療で来ている研修医を連れていくと、元気な子どもたちに接することもでき皆喜んでくれます。自分が研修していた時にこういった機会があったらすごく良かっただろうな、と連れて行く研修医がうらやましくなったりもします。
保育所では年に2回の健診があります。時代の流れに合わなくなっているところもありますが、そこでのポイントの一つが2つのASDかなと感じています。心房中隔欠損症と自閉症スペクトラム障害。この2つのASDのポイントを研修医に教えつつ今年も健診をがんばっていきたいと思います!

初めての患者さんは、虫垂炎戸川 貴夫(所属:名古屋市立大学小児科)

2013/10/24 [公立相馬総合病院]
先日は相馬総合病院にお邪魔させて頂きまして、誠にありがとうございました。
小林先生、外科の先生、コメディカルの方の御協力で一日診療できました。
小林先生には、オリエンテーションで外科疾患の対応について教えて頂いた所、
初めの患者さんが虫垂炎でした。
診療現場の写真は少々気恥ずかしいので、出来ればご遠慮したい所ですが、
先生方、病院、行政的にお役に立てるのであれば使用して下さい。
また、お伺いできます様にカレンダーと睨めっこしてみます。
この度は、重ね重ね皆様の御協力に感謝申し上げます。よろしくお伝えくださいます
と幸甚です。

制吐が、課題!?浅野 祥孝(所属:埼玉医科大学総合医療センター)

2013/10/10 [公立相馬総合病院]
浅野先生〔コメント、写真左)
台風が日本に接近しており、気圧の変動のためか、
下気道病変の患者様が多くいました。
吸入にて改善する患者様がほとんどでしたが、
肺雑音改善せず、低酸素血症が遷延する患者様がおひとりいて入院となりました。
伊藤先生にはお手数をかけました。
RSウィルス感染症を中心として下気道病変が厄介な季節になりつつあることを実感いたしました。

東北の支援地域は多くは雪が多く、冬は路面が凍結しやすい現状があるかと思います。
現在、自分は福島駅からの峠道・1時間40分程度をタクシーの後部座席で揺られると、
嘔吐重積となってしまうため、我儘を言って、レンタカーにて移動させていただいております。
ただ、早朝の凍結道路を安全に運転する自信はないので、
冬場は、タクシーで移動しようと思っております。
患者さんではなく自分の制吐が課題です。

伊藤先生(返信、写真右)
先日はありがとうございました。
何度も足を運んでいただき、本当にありがたい限りです。
先生にみていただいた喘息の女の子ですが、入院後酸素投与を
必要としましたが、昨日元気に帰っていきました。
もう少しいたかったと言っていましたが…。
あと数年で福島~相馬間の復興道路が完成すると思いますが、
それまでは冬の峠道はかなりやっかいです。
どうぞ無理なさらず、酔い止めを飲んで!?いらしてください。
またお会いできることを楽しみにしております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

本当にうれしい限りです伊藤 正樹(所属:公立相馬総合病院)

2013/10/07 [公立相馬総合病院]
辻先生へ
今後のご支援に関してですが、本当にうれしい限りです。
連絡いただくのは、私あてでも、事務局あてでも構いません。
間もなく、公立岩瀬病院がエントリーになります。
福島県内では二施設目になります。沿岸部ではないのですが、
地震の被害がひどく、さらには原発事故による避難者も多い
地域です。現在、常勤医二人で40床近い入院患者と一日100人を
越える外来患者を診ています。
お時間がございましたら、こちらも検討いただければと存じます。
お忙しい日をお送りだと思いますが、どうぞお身体にお気を
つけください。

これからも辻 真之介(所属:兵庫県立こども病院小児救急医療センター救急集中治療科)

2013/10/07 [公立相馬総合病院]
今回は公立相馬総合病院に御世話になりました。
私自身は普段は関西の小児病院で働いており、福島県を訪れるのも今回が初めてでした。
実際の診療だけではなく、被災地域を見学させて頂いたり、東日本大震災当時のお話や地域の現況を聞くことができました。
公立相馬総合病院小児科は地域に本当に必要とされている小児科で、そのような病院で短期間では
ありましたが働かせて頂くことができたことは私にとって大変貴重な経験であったと思っております。
小児科の伊藤先生・武山先生・前田先生をはじめ、病院の多くの方々に大変親切にして頂き、感謝申し上げます。
小児科医として相馬や福島県をはじめ被災地域の先生方やこどものお役に立てることがあれば
これからも微力ながらお手伝いさせて頂こうと思っております。