みんなのコメント[2013年12月]

小さいことからコツコツと隅 達則(所属:軽井沢病院 小児科 / 伊那中央病院救命救急センタ)

2013/12/27 [石巻市夜間急患センター]
石巻が好きで、足繁く通わせて頂いております。
西川きよし師匠の仰せの通り、「小さいことからコツコツと」出来ることを出来る範囲で
継続させて頂ければと考えております。

クリスマス会と1年の終わり(高田だより 12月号)森山 秀徳(所属:岩手県立高田病院 小児科)

2013/12/26 [岩手県立高田病院]
今年も1年が終わろうとしています。震災から2年半以上が経過し、急性期は過ぎたものの中長期的な問題に立ち向かっていかなければなりません。
そんな中で今年もこの地域を支援していただいた皆様には本当に感謝申し上げます。

12月25日に高田病院でささやかなクリスマス会を行いました。
全国から支援していただいたクリスマスプレゼントを子どもたちを含め患者様方に渡すことができました。本当にありがとうございます。

今年もいろいろと皆様にお世話になりました。来年も岩手県立高田病院そして岩手県立大船渡病院をどうぞよろしくお願いいたします。

新地に立つ - adovocate(代弁者) -野村 理(所属:東京都立小児総合医療センター 救命救急科)

2013/12/23 [岩手県立大船渡病院]
12月16日、17日の2日間、大船渡病院、高田病院での診療支援の機会を頂きました。
東北出身でありながら震災後ずっと支援に伺うことができず、今回ようやく願いを叶えることができました。
大船渡、陸前高田の旧市街地の新地(さらち)に立つと、ここにたくさんの家庭があり、それぞれが生活を営み、
こどもたちが育っていたということは理解していても、やはり想像できない、受け止めきれないという感情を抱きました。だからといって東北を出ている自分に何ができるわけでもない無力感は途方もなく募るわけでした。
そんな中でも、2つの病院の先生方やスタッフの方々が困難に対峙しながら、そこに居続け
笑顔でこども達を見守る姿はまさにadvocate(代弁者)でした。
そして、こども達は、診察室で大きな声で挨拶をしてくれ、大きな口をあけて診察に応じてくれます。
この子たちがあの新地(さらち)に新しい家、家庭、生活、街、地域を作っていくのだと思うと「普通」の一般小児科外来、予防接種が別の意味を持つように思え、感じたことのない充実感のようなものに包まれました。
このような素敵な機会を頂けたこと、先生方、スタッフの方々、こども達、ご家族の皆様に感謝申し上げます。
今後も何度でも伺えればと存じます。この度は本当にありがとうございました。

楽天優勝と笑顔豊福 明和(所属:横浜労災病院 小児科)

2013/12/19 [岩手県立大船渡病院]
小児科学会のHPを見ていたと ころ、東日本震災小児医療復興新生児事務局のHPにたどりつきました。
HPを見ると、1週間や1ヶ月などの期間でなく、数日の単位 でも被災地応援に行けることを知ることができました。
数日間でも何かできるのだと思い、3連休に大船渡病院に行かせていただきました。
電子カルテの使い方など色々教えてくださった、先生方、スタッフの方々、本当にありがとうございました。
震災当時のまま残っている建物を見たり、当時のお話を聞かせていただくことは、とても辛かったですが、
現状を少しですが知ることができたと思います。
小学校の校庭には仮設住宅があり、その片隅で子どもたちが集まっていました。
これからも、この子どもたちを少しでも笑顔にできるお手伝いができればと思いました。
ちょうど楽天優勝の時でしたので、皆さんの笑顔がみれて嬉しかったです。
ぜひ、また行かせていただければと思います。

雪降る相馬へ浅野 祥孝(所属:埼玉医科大学総合医療センター 小児科)

2013/12/19 [公立相馬総合病院]
12月15日に公立相馬総合病院にうかがってまいりましたので、
ご報告いたします。

まだ、インフルエンザの流行もなく、
RSウィルス感染症、急性胃腸炎もそれほど流行しておらず、
幸い、患者さんは少なめでした。
年が明けてからインフルエンザの流行とともに、一気に増えるのかもしれません。

当日は、朝から雪が降っており、福島市内から相馬市にかけて路面に積もり、吹雪いている状況でした。
レンタカーでの移動を選択しないで良かったとほっと胸をなでおろした次第です。
タクシーでの移動でしたが、幸い、嘔吐重積症にもならず、往復路をなんとかやりくりしました。

来月1月もぜひ、うかがいたいと思っております。
インフルエンザの流行にて患者さんが増えていることが想定されますので、
腕まくりをして行きたいと思います。