みんなのコメント[2014年1月]

岩田先生ありがとうございました!小田 慎一(所属:公立岩瀬病院)

2014/01/16 [公立岩瀬病院]
年末に当院では初めてとなる支援を、埼玉県戸田市にある「わかくさこどもクリニック」の岩田先生より頂きました
岩田先生のご支援は私たちだけではなく、
日直医も大変助かり、また看護師のみなさんも大変喜んでおりました。
3日間のご支援で70名近くの子供さんを診察していただき、病院一同大変感謝しております!
岩田先生、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

東北から日本全土へ井上 真紀(所属:大分大学医学部小児科)

2014/01/09 [岩手県立大船渡病院]
この度、東日本大震災から遠く離れた九州の大分から、大船渡病院と陸前高田病院へ東北診療応援に参加させていただきました。
初めて訪れた大船渡市・陸前高田市は、想像していたよりも復興はすすんでおらず、いまだに震災の傷跡が生々しく残っている印象を受けました。多くの方が仮設住宅に住み、仕事も少なく、利便性の悪い環境を目の当たりにし、震災から3年近く経った今もこの生活を続けている方々の苦労は計り知れないものと感じました。実際に仮設住宅にもお邪魔させていただきましたが、12月でも床や壁から冷気が伝わり、とても寒々しかったです。
私が支援に行ったのは3泊4日でした。2年以上経った被災地で、この短期間にできたことはほんの少しの日常診療だけです。東北診療応援を現地での活動量だけで測るなら、私の行ったことはとても些細であり、意味がないと言われればそうかもしれません。ただ、私が被災地に行って得たことは非常に多く、実際に行かなければ感じ得ないことばかりでした。まず一つは被災地の現状、人々の思いや復興の経過について身をもって知りえたこと、もう一つは被災地が中心となって広がる各県の医療者を含めた人々の輪とつながりを持てたことです。
 大分に戻った後は今回経験できた全てを出来る限りの人々と共有することはもちろん、被災地を中心とした小児医療の輪から大分県に足りないものを吸収し、また大分県の優れたところを被災地を通じて日本全土に発信していくことが必要だと感じました。私の力だけでは微力ですが、多くの方が東北に訪れて同様の経験をすることで、被災地を中心とした輪が広がっていき、被災地だけでなく日本中の医療が発展していけると考えています。