みんなのコメント[2019年4月]

慶徳寺と放射線量長井 誠(所属:木場小児科)

2019/04/30 [公立相馬総合病院]
今回もまた春に勤務させて頂くことになりました。
4月は空きがよくあるのでお邪魔することが多いのですが、春の相馬はとてもきれいです。
毎回お世話になるホテルの『ふたばや』から病院までブラブラと散策するのが密かな楽しみになっています。
今年はその散策の中で、慶徳寺というお寺に寄ってみました。
こちらで興味を引いたのは、お寺の門前にある掲示板に『本日の放射線量』というプレ-トがあったことです。
お寺に放射線量とはミスマッチですが、まだまだ震災の爪痕がはっきり残っていることを感じさせる出来事でした。
一日良い仕事できるよう念じつつお寺の鐘を突かせて頂き、出勤しました。

日勤では患者さんが20人程であり、余裕もあったので極力丁寧な診察を心がけました。
病棟番の武山先生からは公立相馬総合病院は科によっては医師が減っていること、そのしわ寄せが小児科にも及んでいることをお聞きしました。
何と春からは小児科の伊藤先生が透析業務もされているそうです。
小児科だけでも大変でしょうが、さらに他科の仕事もこなされているとは、驚きでした。
こちらでは何もできないのですが、少しでも患者さんと病院で働いている方々にとって良い方向に向かって欲しいと思いました。
今後も細くですが、長く公立相馬総合病院とつながっていきたいと思います。
今回も勤務に当たり、多くの方々にお世話になりました。
今後ともどうかよろしくお願いいたします。

堤先生,ご支援いただきありがとうございました.石本 晴美(所属:宮城県保健福祉部 医療政策課)

2019/04/16 []
堤先生,ご支援いただきありがとうございました.
石巻市夜間急患センターが好印象のようで安心いたしました.
私は4月に広島県から派遣され宮城県庁で働いています.
広島県も昨年7月の豪雨災害では,多くの自治体や医療関係者の方々の支援を受け,
たくさんの人達に支えられていることを痛感した次第です.
広島をはるかに上回る被害のあった石巻市のこの急患センターが,
今後も地域の小児医療を担っていけるよう,引き続きご支援いただければ幸いでございます.

私の方が勇気づけられてしまいました 堤 範音(所属:厚生中央病院小児科)

2019/04/16 [石巻市夜間急患センター]
私は東日本大震災当時、沖縄で働いており、被災した経験はありませんでした.
東京に来てからも、被災地の復興を少しでも支援したいと思っていましたが、なかなか一歩を踏み出せずにいました.
今回、大学の人事異動があり、時間的に余裕が出来たため、やっと石巻に来ることが出来ました.
まだ復興半ばとのことですが、急患センターのスタッフの方は、とても前向きで優しく、私の方が勇気づけられてしまいました.
かなり大きな地域の小児医療を担っており、やりがいと責任を感じました.
これからも時間を見つけて支援を引き続き行えたらと思います.
至らない点もあったと思いますが、気持ちよく診療できました. ありがとうございました.

ありがとうございました渕向 透(所属:岩手県立大船渡病院 )

2019/04/02 [岩手県立大船渡病院]
先日はご支援をいただき大変ありがとうございました.
先生から伺った国際協力および国際小児保健等のお話は地域医療を行っている私たちにとって大変興味深いものでした.
機会がありましたらば、またよろしくお願い致します.

笑顔の花が咲くところ宮川 雅美(所属:国立感染症研究所感染症疫学センター)

2019/04/02 [岩手県立大船渡病院]
いつも小児科学会雑誌のチラシが気になりつつこれまで機会を逃しておりましたが、この度念願が叶い、初めてこちらのプログラムに1週間参加させていただくことができました.
復興新生事務局の皆様、大船渡病院の渕向院長先生、大津先生、土屋先生、福原先生、総務課の太田様、東舘様、高田病院の大木先生、事務(運転)?の〇〇様(すみません、お名前を伺いそびれてしまいました..)他、関係者の皆様方には大変お世話になりました. 臨床から少し離れておりましたため返ってご迷惑をおかけしてしまうかなと不安もありましたが、先生方、外来看護師さん、クラークさんのあたたかなご指導・ご支援のもとなんとか予定通り診療を終えることができほっとしております. 本当にありがとうございました.

のんびりおだやかな大船渡や高田の皆様と接し、大船渡の絶品の海鮮料理もたくさんいただき、温泉にもつかり、心も体もほっこりあたたまり癒されました,,, 高田病院にお伺いした際には、被災時の写真や手記を拝見し、さらに、旧高田病院跡などの被災場所や復興の現状、名所なども大変ご多忙の中わざわざ回って見せてくださり、本当に勉強になりました. 地域の中で住民の方々と共に歩まれた、病院スタッフの方々のこの8年の歳月を思い、そのご尽力に心より敬服いたしました.

この度はこのような貴重な機会を頂き、本当にありがとうございました。またいつかお会いできますことを楽しみにしております.

来たる令和の時代も、岩手のこどもたちの笑顔の花が咲き続きますように...