みんなのコメント[全件]

それぞれの地での言葉を胸に山口 佳世(所属:東邦大学医療センター大橋病院小児科)

2013/09/01 [岩手県立高田病院]
私は2011年3月・7月に福島、2011年10月・2013年2月に岩手を訪れ、微力ながら支援させて頂きました。
岩手県立大船渡病院では 震災後周辺の過疎化が進んだという中、「子どものいない街には未来はない」と、子どもや親御さん方を小児科医の立場から支えていく使命感をお持ちの渕向先生のお言葉が印象的でした。また、高田病院の石木先生も、「医療が根付けば、人も根付く」という信念を持って ほぼ全てが波にのまれた中からの医療再建のリーダーシップをとっておられました。普段は意識しませんが、当たり前に毎日外来診療があるということも、住民の安心に一役買うのだと改めて感じました。
被災地支援は決して他人事ではなく、災害は自分の住む地域でも起こりうることです。医療資源やマンパワーが限られた状況でどう建て直していくかなど、勉強させて頂いております。

桜ラインの桜が満開になること、東北レインボーハウスの建設なども、心待ちにしております。

潮干狩りと磐梯山 つながりを求めて長谷川 聡(所属:新潟県立新発田病院 小児科)

2013/08/26 [公立相馬総合病院]
新潟県立新発田病院小児科の長谷川聡といいます。
相馬市は以前に家族で潮干狩りでお世話になったところです。また茨城出身の私としては、子供のころの家族旅行といえば常磐ハワイアンセンターや磐梯山で、福島はなじみの深いところです。個人的にお世話になった地に何ができるわけでもありませんが、せめて福島とつながっていたいと思いまた来させていただきました。

気仙地区診療支援 - 衝撃と一考 -関口 和人(所属:大分大学医学部小児科)

2013/08/22 [岩手県立大船渡病院]
 6月末に3泊4日の日程で、大分大学の東北地方への医療支援の一員として医療支援に参加させていただきました。大船渡病院、高田病院の外来診療に従事しました。診療をやさしくサポートしてくださったスタッフの方々に感謝いたします。私は今回はじめて被災地に参りました。震災当時の様子を先生方や住民の方々から直接伺う機会を設けていただき、衝撃を受けるとともに、深く考えさせられました。大変、貴重な時間を過ごすことができました。災害医療、地域医療を経験したことのない中堅、若手の先生には、ぜひ参加をおすすめいたします。

宮城県医療整備課より菅原 奈美(所属:宮城県保健福祉部医療整備課 地域医療班)

2013/08/19 [石巻市夜間急患センター]
上原先生には5月以降毎月東京から石巻市まで足を運んでいただき、貴重なお時間を支援に充てていただいていることに心から感謝申し上げます。今後も継続したいとお考えいただいていることをとても嬉しく思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

石巻診療所にお世話になって上原 朋子(所属:東京女子医科大学医学部医学科第2生理学教室)

2013/08/15 [石巻市夜間急患センター]
今年の5月から月に2回ほどのペースで石巻市夜間急患センターにお邪魔しています。センターでは、看護師さん初めベテランのスタッフの皆様に色々と御迷惑をお掛けすると共に大変お世話になっております。震災直後には東京で何もできない自分をもどかしく感じていました。今回、日本小児科学会のホームページから、事務局の存在を知り、大変ありがたく思い応募させて頂きました。センターでは、まだまだ仮設住宅に住まわれている方が多いという現実を目にしながらも、子どもたちの顔に笑顔が見られることに、こちらが元気をもらっています。先日の診療では、明けの日が8月11日でした。駅前で、お墓参りにいらっしゃると思われる方々を大勢目にしました。改めて、震災の爪痕を肌で感じたように思います。微力ですが、今後も続けてお邪魔できたらと思っております。いつもどうもありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。