事務局からのお知らせ

同愛記念病院小児科 増田先生よりコメントを頂きました

大船渡病院コメント欄より再掲になります

本事務局は,今後も多くの皆様の活動を紹介していきたいと思います

増田先生、今後とも、是非よろしくお願いいたします!

以下、コメント

6月30日大船渡で行われた“こどものアレルギー”に関する講演、相談会のため訪問させていただきました。昨年は釜石で保育園職員を対象とした講演会に出席しました。私は平成15年1月まで5年間国立療養所盛岡病院小児科・アレルギー科に勤務していました。

妻の実家も花巻市にあり、3年前に亡くなった義父は小児科の開業医として40年以上にわたり岩手の小児医療に携わっていました。このような背景があることで、震災に際して何かやらなくては、と妻と話し合っていました。しかしながら、現所属小児科の人員減少などで長期的な医療支援ができず、知り合いのいる陸前高田などに支援物資を運んだり、医薬品を送ったりするくらいしかできず心苦しく思っていました。同愛記念病院は関東大震災後の復興目的でアメリカが支援し国が設立したという経緯があり、もっと積極的な支援をしなくてはいけなかったと後悔しています。昨年、今回の三陸訪問は直接的な医療支援ではありませんでしたが、アレルギーに関わることで困っている家族が多いこともわかりました。今後も自分の専門分野におけるリクエストがあれば、いつでも参上するつもりでおります。今回お世話になった子育てサポーター「スマイル」とNPO法人アレルギー支援ネットワークのみなさん、県立大船渡病院の渕向 透先生、そして患者家族の皆さんにお礼申し上げます。

浅野先生@公立相馬総合病院からのコメントを頂きました !

7月14日(日)に公立相馬総合病院にうかがってまいりました。

鼻汁、咳をあまり伴わない、咽頭発赤のみが著明な、夏場の咽頭炎が流行しておりました。
患者さんの数はやや減少傾向で、これも夏という印象でした。
先月から、福島駅から公立相馬総合病院まで、タクシーではなく、
レンタカーで伺うようになりました。
1時間半の峠越えに私が車酔いで耐えられず、変更していただいた次第です。
ただ、レンタカーで移動できるようになったので、
被災地を回らせていただきました。
少しずつ回復してらっしゃる印象をうけましたが、
同時にまだまだ、時間がかかる印象をうけました。
地域の医療にわずかではありますが、かかわらせていただければと思います。スライド3スライド1

 

写真左 浅野先生(右)、看護師 唯岡さん(真ん中)、伊藤先生(右)

写真右 活躍中の浅野先生

(公立相馬総合病院コメントからの再掲です)

” Build Back Better ! ” 大分大学 末延先生からコメントを頂きました !

震災発災早期より、長きにわたり気仙地区で支援を継続して頂いている大分大学小児科

末延教授から大変貴重なコメントを頂きましたので再掲させて頂きます。(同大学小児科からのコメントは、是松先生に続いて第2弾となります!)

同大学は、小児学会を通じて、長きにわたり気仙地区の小児保健を含めたたくさんの領域において

お力を貸して頂いております。 今後とも、末永くよろしくお願い申し上げます。

以下、末延先生のコメントです(大船渡病院のページから再掲)

 

大分大学小児科、大分こども急性救急疾患学部門医療・研究事業 末延聡一です。 5月23日から25日まで、日本小児科学会より委託を受け、大分大学からの、東北地方への医療支援の一環として、主に気仙地区への医療支援を行いました。具体的には、大船渡病院、高田病院での診療と、遠野市での小児医療講演会、 住田町での5歳児健診相談を担当しました。わたくしは、以前、2012年1月にも、気仙地区で診療応援させて頂きました。その時も、もちろん、個々の患者さんが困っている事への対応、小児医療の必要性を感じた派遣でしたが、今回はさらに、地域のこどもたちの健全な発展を真摯に考えて下さっている、医療福祉・小児保健に携わっておられる方々と意見交換できた事がとても嬉しい毎日でした。多くの方々が頑張っておられる気仙地区の復興を祈り、これからも、大分大学から、毎月、小児科専門医が貴地にて個々の得意分野を生かした医療支援を継続する所存です、どうか今後とも、宜しくお願いします。
Build Back Better.