事務局からのお知らせ
石巻市夜間急患センターを訪問して参りました!
11月20日、石巻市夜間急患センター 所長 佐藤 仁人先生、事務長 村上 伸介様を
訪問して参りました。そこでは本事業内容の概要説明、アンケート結果の報告などとともに
これまで本事業にご協力をいただいたお礼を事務局より述べさせていただきました。
看護師鈴木様からは、上原先生(東京女子医科大学)、隅先生(軽井沢町国民健康保険軽井沢病院)と
いった具体的にご支援いただいている先生方のお名前を頂戴しながら、円滑な診療支援についてお礼を頂戴いたしました。
これまで石巻市夜間急患センターをご支援いただいている先生方、
そしてセンター主査佐々木様をはじめ、本事業を支えて下さっている皆様、
本当にありがとうございました!!
今後とも、細く長くご声援をお願いいたします!!
写真 前列 左からベテラン看護師 鈴木 淳子様、 所長 佐藤 仁人先生
後列 左から事務長 村上 伸介様、主査 佐々木 義洋様、
宮城県医療整備課地域医療班 菅原 奈美、同 菊池 武彦
第4回東日本大震災小児医療復興新生事務局会議@仙台
11月19日宮城県庁にて第4回東日本大震災小児医療復興新生事務局会議が行われました。
主な議題は、
1)これまでの支援事業の振り返り(実支援人員数 51、のべ支援件数103)
2)9月に実施されたアンケート調査の総括(回答数 岩手 15/18、宮城 6/8 福島 5/6)
3)本事業のの今後の方向性について
です。今後、議事録が完成いたしましたら本HP上にて掲載して参りたいと思います。今しばらくお待ち下さい。
いずれに致しましても、本事務局の目標は、「地元行政、関連大学、地域病院、学会」と手と手を取り合って
「細くても長く」地域のこどもたちとともの歩んでいくことです。
皆様の応援を何卒、よろしくお願いいたします。
事務局一同
大海の一滴
継続支援を頂いている大分大学医学部小児科の川野達也先生より
コメントを頂きました。お読みするだけで胸がいっぱいになるメッセージです。
大船渡病院ページより再掲させて頂きます。
以下、コメント
平成25年3月から小児科学会の支援事業および当科教授の指示により、毎月の岩手県気仙地区(大船渡市、陸前高田市)への定期診療応援が始まり、8回目の今回、10月23日~26日まで大船渡市に来させていただきました。
ここに来るまでは、実質2日半の支援で自分に何が出来るのか、非常に疑問に感じでいました。
大震災から2年半が経過した今でも、復興とは程遠い現状を目の当たりにし、とても衝撃を受け目の前が涙でかすみました。被災地の今を身を持って実感できたことは、私にとって大きな意識改革につながりました。医療支援の初めの一歩として、被災地や小児医療の状況を身をもって知っただけでも、意義があることと思いました。
私達の支援は、大海のたった一滴の水に過ぎないのかもしれません。でもその一滴の水が集まって大海になるのだという思いを新たにしました。出来ることは限られていますが、それでも自分達に出来ることをコツコツと続けて行きたいと強く思うようになりました。これから被災地の先生方や地域の方々に貢献するには何をすべきか考え続けて行きたいと思います。是非、今後も継続し、本当の意味での医療支援につなげていきたいと思います。当地の小児医療の発展を願ってやみません。
このような機会を与えていただき、本当にありがとうございました。