事務局からのお知らせ
第4代東日本大震災 小児医療 復興新生事務局 代表 多賀 聡よりご挨拶申し上げます
「平成29年度事務局を代表して」
東日本大震災 小児医療 復興新生事務局の窓口の代表と岩手県担当を務める、
岩手県医師支援推進室の多賀と申します。
東日本大震災津波から6年7か月が経過しました。
これまで、全国から多くの医師の皆様のご理解をいただきながら、
平成28年度末までに岩手・宮城・福島の3県の支援対象施設に実人員で170名、
延べ1,843日のご支援をいただきました。
この場をお借りして、被災地のために多くの医師の皆様に御支援賜りましたことにつきまして、
改めまして深く感謝いたしますとともに厚く御礼申し上げます。
私が所属する岩手県では、一刻も早い被災地の復興を目指し、
全国の自治体からの多くの支援職員の皆様のお力を借りながら、
復興事業の総仕上げを視野に復興の先も見据えた地域振興にも取り組みながら復興を推進しているところです。
また、被災地の医療施設としては、各市町村の中核となっていた高田・大槌・山田の県立3病院が被災し、
移転新築を余儀なくされたところでありますが、新しいまちの再生と歩調を合わせ、
既に大槌・山田の両病院は新築開院し、残る高田病院も今年度中に新築開院する予定で、
現在開院の準備を進めているところです。
復興はもちろんですが、全国の地方共通の課題として被災地も同様に抱えている地域創生のためにも、
岩手県の将来を担うこどもたちが安心して暮らし成長することができるよう、
宮城県・福島県両県の御担当者と連携しながら、
引き続き、全国の医師の皆様のお力を“ほそくながく”お借りしてまいりたいと思いますので、
どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。
最後に、本事業にご協力いただいております、
日本小児科学会及び日本小児救急医学会並びに
日本小児救急医学会災害医療委員会東日本大震災継続支援WGの関係者及び関係各位の
御理解と御協力に対し、深く感謝いたしますとともに厚く御礼申し上げます。
東日本大震災小児医療復興新生事務局代表
岩手県医師支援推進室 医師支援推進担当課長 多賀 聡
第8回事務局議事録
大変遅くなりましたが
2017年7月13日福島県杉妻会館で行われました
第8回東日本大震災小児医療復興新生事務局会議議事録を掲載します
ざっくり申しますと
のべ支援日数が1,377日から2016年度末で1,830日となりました
皆様、引き続きご支援をよろしくお願い申し上げます
事務局一同
議事録はこちら
事務局福島県 担当 十文字 高志よりご挨拶申し上げます
今年度より本事務局 福島県担当となりました
福島県保健福祉部 医療人材対策室 主任主査(医療人材担当)
十文字 高志(じゅうもんじ たかし)より
皆様方にご挨拶申し上げます。何卒よろしくお願い申し上げます
東日本大震災小児医療復興新生事務局(福島県担当)の十文字と申します。
日本小児救急医学会 災害医療委員会 東日本大震災継続支援WGをはじめ、
当プログラムの運営にご支援・ご協力をいただいている医療関係者及び関係各位に対し、
この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。
当県では、平成28年12月に、長期的に県民の健康を守る拠点である
「ふくしま国際医療科学センター」が全面開所し、
また、二次救急をはじめとする双葉郡に必要な医療を確保するための拠点として
「(仮称)ふたば医療センター」の整備が進むなど、明るい光が一層の強まりを見せております。
しかしながら、東日本大震災から6年以上経過した今もなお、
多くの方々が避難生活を続けており、当県の復興はいまだ途上にあります。
また、震災後大きく落ち込んだ医師数も、関係各位のご支援・ご尽力の結果、回復傾向にあるものの、
地域偏在・診療科偏在といった新たな課題が発生しております。
今後とも、当県の未来を担う子どもたちが安心して
伸び伸びと暮らすことができるふくしまの復興を成し遂げるため、
引き続き、全国の医師の皆様のご支援・ご協力を“ほそくながく”賜りますようお願い申し上げます。