事務局からのお知らせ

常磐道での交通事故

大型連休中の5月3日に福島県内の高速道路(常磐道)で乗用車と大型バスの衝突で33才女性と6才の女の子が亡くなるという事故が発生しました.

 

事故に関する記事

 

事故で亡くなられたご家族・負傷された方々に、心よりお見舞い申し上げます.

現場は高速道路ながら片側1車線の対面走行区間で、センターポールで車線が仕切られている車線です.

東北では、常磐道だけでなく磐越道、秋田自動車道、釜石自動車動など東北自動車道から分岐する各高速道路で同様の対面走行区間が設けられております.

こうした対面走行区間(暫定2車線区間)での正面衝突事後は過去にも多数発生しており、

 

• 暫定2車線区間における死亡事故の発生確率(死亡事故率)は、4車線以上の区間と比べ、約1.7倍

• 暫定2車線区間での死亡事故の原因は正面衝突が約8割を占める

国土交通省「第5回有料道路部会 高速道路ストックの機能強化の課題(2007年4月7日)

という報告もあります.

子供達の健康・安全を守る立場として予防医学的な面からも今後も同様の事故が起こらないよう、高速道路の整備が進むことを願ってやみません.

ご支援を頂いております先生方におきましても、移動時は十分に注意していただきますようお願い申し上げます.

 

事務局一同