事務局からのお知らせ

さあ復興の道をつなごうか!

岩手県遠野市の道の駅”遠野 風の丘”に掲示されている看板があります.

「遠野の、意地がある。さあ復興の道をつなごうか。」

看板に掲げられているのは『遠野かっぱ工事隊』と呼ばれる建設業者の皆様の力強いメッセージです.

遠野かっぱ工事隊の情報はこちら

東日本大震災の超急性期から三陸沿岸に出向き、道路の啓開作業や行方不明者の捜索に精力的に携わった建設業者の方々が、復興の原動力となる勇気と誇りを持ち続けるべく結成されたのが「遠野かっぱ工事隊」でした.

そして甚大な被害を受けた三陸沿岸部復興の要となる“道”の整備を担ってきたのも彼らでした.

2012年7月22日「遠野かっぱロード」と命名された国道340号土淵バイパスが一部開通.

そして2015年12月5日には「東北横断道釜石秋田線 遠野―宮守間」と「遠野ICと国道283号のアクセス道路となる県道遠野住田線」が開通しました.

広大な岩手県で峠や山間部を超えて「人と人を結ぶ道」が少しづつ確かなものになっていく.

震災から5年が経過した今も、彼らの眼差しは、私たちを奮い立たせてくれます.

事務局一同

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