事務局からのお知らせ

日本小児科学会 会長 高橋 孝雄先生(特別寄稿)

今春、日本小児科学会会長に就任されました高橋 孝雄先生

(慶応義塾大学病院 小児科 教授)より、本HPに寄せて

お言葉を頂戴しました

お忙しい中、誠にありがとうございます

引き続き、本事業に ご指導とご協力を賜りますよう 重ねてお願い申し上げます

 

以下に全文を掲載させて頂きます

 

東日本大震災はあまりに甚大な被害をもたらし、被災地域の小児医療においては医師不足と現場の疲弊といった問題が今なお続いております。被災地域の医療を「ほそくながく」支援すべく、東日本大震災小児医療復興新生事務局は岩手、宮城、福島県の地域基幹病院へ医師派遣を調整し、その診療支援実績は3県で延べ日数400−500日/年となりました。繰り返し診療いただいている先生には息のながい御支援に心より感謝を申し上げますと共に、診療支援の輪がさらに広がり、被災地域医療の現場が多くの方に共有されることを願っております。被災地で生まれ、育まれる子ども達は地域だけでなく日本の明るい未来への希望でもあります。彼らの健やかな成長と輝く笑顔のために、ぜひ全国の先生からの御支援を賜りたくよろしくお願い申し上げます。

平成29年5月

高橋 孝雄

高橋孝雄 写真-1