事務局からのお知らせ

事務局 福島県担当 十文字高志よりご挨拶

東日本大震災小児医療復興新生事務局(福島県担当)の十文字(じゅうもんじ)と申します。昨年度に引き続き、よろしくお願いいたします。

日本小児救急医学会災害医療委員会東日本大震災継続支援WGをはじめ、当プログラムの運営にご支援・ご協力をいただいている医療関係者及び関係各位に対し、この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。

 

当県では、平成28年12月に、長期的に県民の健康を守る拠点である「ふくしま国際医療科学センター」が全面開所するとともに、平成30年4月23日には、双葉地域の帰還住民等に対する救急・災害医療提供体制を確保するための拠点として「ふたば医療センター附属病院」が富岡町内で開院するなど、明るい光が一層の強まりを見せております。

 

しかしながら、東日本大震災から7年以上経過した今もなお、多くの方々が避難生活を続けており、当県の復興はいまだ途上にあります。

また、震災後大きく落ち込んだ医師数も、関係各位のご支援・ご尽力の結果、回復傾向にあるものの、地域偏在・診療科偏在といった新たな課題が発生しております。

 

今後とも、当県の未来を担う子どもたちが安心して伸び伸びと暮らすことができるふくしまの復興を成し遂げるため、引き続き、全国の医師の皆様のご支援・ご協力を“ほそくながく”賜りますようお願い申し上げます。

福島_十文字