事務局からのお知らせ

令和元年 福島県担当あいさつ

 東日本大震災小児医療復興新生事務局(福島県担当)の岡部と申します。本年度から新たに担当の任を引き継ぎました。どうぞよろしくお願いいたします。

 日本小児救急医学会災害医療委員会東日本大震災継続支援WGをはじめ、当プログラムの運営にご支援・ご協力をいただいている医療関係者及び関係各位に対し、この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。

 当県では、平成30年4月に双葉地域の帰還住民等に対する救急・災害医療の拠点として「ふたば医療センター附属病院」が富岡町内で開院し、多目的医療用ヘリが導入されるなど、地域医療の提供体制の整備をはじめ、安心して帰還できる環境づくりが進められております。

 しかしながら、東日本大震災から8年余を経過した今もなお、多くの方々が避難生活を続けており、県民の健康指標の悪化や全県的に不足している医療人材の確保など、様々な課題を抱えております。

 復興を更に前へと進めていくためには、その土台となる県民の健康を長期的に見守り、安全と安心を確保していくことが大切です。当県の未来を担う子どもたちが安心して伸び伸びと暮らすことができるふくしまを実現するため、引き続き、全国の医師の皆様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和元年6月

福島県保健福祉部 医療人材対策室 主査(福島市駐在)

岡部 安志