事務局からのお知らせ

あれから9年…

濡れた身体を寄せ合い、寒さを屋上で凌いでから

プロパンガスボンベが打ち上げ花火のように真っ暗な夜空を照らしてから

妻の安否もわからぬ中、それでも病院職員を鼓舞してから

災害派遣チームが、びゅーっときて、そして何もなくなったこの施設で過ごしたあの晩から

ガソリンがなく、同僚も来ない、帰宅もできないみんなで過ごした1週間から

トリアージタグで外来玄関が埋め尽くされてから

そう、あれから9年が経ちます