事務局からのお知らせ

会津 新そば祭り

秋の福島路 ようこそ 南会津へ その3」で紹介された今年の新そば祭りの様子です。

「トザイ東西、ちょっと鳴り物を止め置きまして、御客様の御酒盛りの真っ最中にもはばからず、まかり出ましたるは~」

といった調子ではじまる「そば口上」の文化、17の在来種から選抜された

会津のかおり」といった独自品種、作付け面積は信州に次ぐ全国5位

今も蕎麦の名産地である猪苗代では、平安時代の遺跡からも蕎麦が出土したり、

県庁横の地方職員共済組合 福島県職員会館 杉妻会館にも専用のランチコーナーがあるなど、県民に愛される蕎麦。

県立南会津病院のある南会津地域には、

十割のそば玉を延ばし、短くならないようにたたまずに、重ねて布を裁つように切る「裁ちそば」があります。新そばまつりでも、舘岩地区の在来種を使った裁ちそばは、お昼を待たずに11時過ぎに完売となる人気でした。説明が、そば口上のように長くなりましたが、「ほそくながく」よろしくお願いいたします。

福島県担当 吉川雅人